2014年1月23日
2014年1月14日、記念すべき第1回食ミラ「日常茶碗蒸しの会」を、東京第一ホテル松山「花のれん」にて開催しました。
忠政ひろふみ愛媛茶碗蒸し大使による「茶碗蒸しサイコー!」というご発声で和やかにスタート。
今回は喜多郡内子町の有限会社イヨエッグ様より、黄身の白い「米っ娘卵」(左)と、黄身が特に濃い「インカの卵」(右)をご提供頂きました。
黄身が白いのは耕作放棄地対策の一環で米を飼料として与えているからです。
まずは出し巻きで卵そのものの味の違いをチェックします。
「どっちも旨い!」←
白い黄身はあっさりしている印象ですが、目を閉じて食べると全く違和感なく、普通の卵と区別がつきません。
いよいよ、2種の卵にそれぞれ愛媛自慢の食材、「媛っこ地鶏」「愛媛甘とろ豚」を加えた4種の茶碗蒸しが並びます。
だしや具材の条件は全て同じにして頂きました。
ひとり4個(さらにノーマルの茶碗蒸しも作っていただいたので、実際は5種類)は多いかと思われましたが、参加者の皆さんは何の問題なく次々と平らげていきます。
忠政大使の興奮度もグングン上り、辺りは異様な熱気に包まれ始めました。
無理難題をすべて聞いてくださった「花のれん」熊本料理長より、それぞれの卵と具材との相性や、茶碗蒸しへのこだわりなどをお話いただきました。
最後は、「どの組み合わせが良かったのか?」「今後試してみたい具材は何か?」「そもそも茶碗蒸しとは?」「我々はどこへ行くのか?」などなど白熱した意見交換となりました。
『魚介も試すべき』
『白い卵が活かせる具材を探したい』
『だしのバリエーションを考えてみたい』
『スイーツ的なものや、パンチのきいたおかず系への展開もいいのでは』
など、様々な意見が出されました。ちなみに一番人気は「インカの卵×媛っこ地鶏」の茶碗蒸しでした。
茶碗蒸し以外の食べきれないほどのお料理と、栄光酒造さんの純米吟醸を堪能し、今後新たな食材や食べ方を模索しつつ「日常茶碗蒸しの会」を継続していくことを確認しておひらきとなりました。
次回開催予定は「えひめ食みらいプロジェクト」のFBページでご案内します。